「いだてん」新キャスト8名発表!薬師丸ひろ子は“ババァ”と呼ばれるバーのママに
放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の新キャストが発表され、麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子、リリー・フランキー、塩見三省、加藤雅也、塚本晋也、じろう(シソンヌ)の出演が決定。すでに番組公式ホームページでは発表されていた高橋是清役の萩原健一と合わせると、9名の新しいキャストが明らかに。
会見には、阿部、麻生、桐谷、加藤、塚本、リリー、薬師丸が登壇した。
薬師丸ひろ子が謎の占い師役に!
中村勘九郎と阿部サダヲがリレー形式で主演を務める本作では現在、日本初参加のオリンピックに参加した男・金栗四三(勘九郎)を主人公とした物語を展開している。
今回発表されたキャスト陣は、後半の新聞記者・田畑政治(阿部)を取り巻く人物を演じる。
阿部は、新キャストについて「僕は何するか分からないような人なので、それを全部受け止めてもらえる方々に背負っていただいてて、本当にありがたいなと思っています。女性に関しては暴言が多くて…薬師丸さんがショックを受けたとも聞いたので…ちょっと心配です」とコメントする。
薬師丸が演じるのは、日本橋のバー「ローズ」の名物ママで、何かにつけて未来を占おうとするマリー。
田畑の上司・緒方竹虎役のリリーは、田畑と共にバーにいるシーンが多いそうで、「阿部さんに『よく薬師丸さんにそんな失礼なことが言えますね?』っていつも言ってます。そういうせりふが頻繁にあるので、多分オンエアーを見たら薬師丸さんのファンの方は怒ると思います(笑)」と阿部を冷やかす。
阿部、リリーの言葉通り、失礼な発言が多いそうで、薬師丸自身も「そんなに素敵なバーのママの役をいただけるわけもなく、さんざんな言われ方をされておりまして…実は阿部さんに“ババァ”と呼ばれております(笑)」と語る。
しかし、「ババァと呼ばれることは構わないのですが、田畑という役が反感を買ったらいけないと思い、最初は『どうやったらババァに見えるかな?』という心配などもしていました。ただ、撮影が進んで、そんな考えも必要なくなるくらい、ババァと呼ばれるゆえんがたくさんあります!」としっかりとフォローした。