出川哲朗が語る「怖いものがなくなった」転機とは?
――出川さんの冠番組がたくさんありますが、今回の手ごたえはいかがでしたか?
番組の手ごたえは正直ありますね!僕の手ごたえはありませんけれど(笑)。一番恐ろしいのは、よくあるんですが第2弾やった時に吉村がMCをやってて、俺がひな壇に座るっていう…(笑)。
まぁ、それもしょうがないんですよ!(笑) それ込みでこの世界なので。そうなったらそうなったで吉村をサポートしますし。もしそうなったら「もう一回返り咲いてやるぞ!」ってなると思うので、やっぱり恥はかいてもいいと思いますね。
若いころは恥をかいた方がいいと、昔の人はよく言っていたけど確かに本当にそうだと思いましたね。
――人前で恥ずかしい思いをした時の対処法はありますか?
ああ、それはもう僕は笑ってごまかします(笑)。自虐にしちゃって笑いに変えちゃいます。すべてそうですね。
だから、僕の仕事って素晴らしいと思うんですよ。つらいことでも何でも笑いに変えてしまえばOKなんですよね。つらいことはいっぱいあるんだけれども、そこで「あの時ああだったな」って笑えたら最高だと思うので、恥をかくことを笑いに変えてしまえばもう怖いものはないと思います。
だから恥をかいても、落ち込むなんてことはないですね。笑いに変えてしまうと、楽なんですよ。つらいことを笑いに変えられちゃう人生にできたら、俺はもう無敵なような気がするんですよね。そうなりたいですよね。
――その転機は?
何だろうなぁ、分からないな。いつの間にかそうなっていたのかもしれないし、あとは芸人さんとお仕事させていただくようになって、みんなすべてを笑いに変えてくれるから…。
僕なんて失敗することがあるんだけれども、周りの芸人さんが突っ込んで笑いに変えてくださるんですよ。
一番分かりやすいのだと、僕前に骨折してしまったんですよ。骨折しちゃったとき、ダチョウ倶楽部さんと有吉弘行さんと5人でコントの練習をしなくちゃいけなかったんです。
僕が松葉杖をつきながら、遅れて練習に行ったらダチョウさんと有吉さんが爆笑して僕の松葉杖姿を見て、「ずるいわもう~汚いわ!」ってみんな笑ってくれたんです。
その瞬間、僕は「なんて素敵な仕事なんだ!」と(笑)。普通の仕事だったら、松葉杖ついて現場に入ったら「大丈夫!?」ってなっちゃうけど、松葉杖ついて全員笑ってくれて「ずるいわ!」って言ってくれるなんて、「なんて素敵な現場なんだろう」って。
僕は、お客さんの前に出るのも心配だったんですよ。出た瞬間、「出川さん大丈夫!?」って心配されるんじゃないかと思っていたんだけど、出た瞬間、お客さんも大爆笑で…その瞬間、僕はもう怖いものはなくなりました。
7月31日(水)
夜8:00-9:57、MBSで放送
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