<いだてん>上白石萌歌が前畑秀子の出身地へ!「前畑さんは私の中の一番のヒーロー」
水泳チームは「みんな仲が良かった」
水泳シーンの撮影について上白石は、「ロサンゼルスオリンピックとベルリンオリンピック、4月の上旬にあわせて5日ほど撮影しましたが、水温が低く、とにかく過酷な撮影でしたね」と振り返る。
また、「私は2年ほど水泳経験があるのですが、飛び込みはしたことがなかったので大変でした。水泳の練習では、男女混合チームを作って、レースで競ったりしていました。また、平泳ぎは今の泳ぎ方とは違い、瞬発力というか、いかに速く縮んで伸びるかということが大事にされていたので、それができるようになるのが難しかったです」と苦労した点を明かした。
「小学生の頃から中学2年頃まで水泳をやっていて、泳ぐことが好きでした」という佐々木は、「『いだてん―』への出演が決まる前から、個人的に週に1回くらい泳いでいました。出演が決まってからは、NHKでのレッスンの他、週に1回くらいは近所のプールでも練習していました」と話す。
また、佐々木が演じる小島は自由形の選手だが、佐々木は「自分が得意なのは平泳ぎ。でも、クロールも好きです(笑)」と笑顔でコメントした。
共演者について話題が及ぶと、「水泳の日本代表チームのメンバー(出演者)は男女みんな、仲が良かった」(上白石)と現場の雰囲気は和やかだった様子。
上白石は、「鶴田義行役の大東駿介さんが関西出身、私は鹿児島出身なので、お互いに地元の言葉を教え合っていました。鶴田さんと前畑さんはお互いのことを意識し合っている役だったので、特に印象に残っていますね」、佐々木は「田畑政治(演=阿部サダヲ)さんは、忙しなくてエネルギッシュな人という印象。でも、人間らしくて憎めない。女子選手はみんな“まーちゃん”のことが大好きだったと思います。阿部さんのアドリブが面白くて、いつも笑ってしまいそうになっていました」とエピソードを明かした。