<伊藤英明>僧侶兼救命救急医役で12年ぶりTBSドラマ主演! 中谷美紀&ムロツヨシと“同級生共演”も実現
伊藤英明が、2020年1月クールの金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)で主演を務めることが分かった。伊藤は2007年4月期に放送された「孤独の賭け〜愛しき人よ〜」以来、約12年ぶりのTBSドラマ主演となる。
「ビッグコミック増刊号」で現在も連載中の同名漫画を原作とした本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(まつもと・しょうえん)の奮闘を通し、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う、一話完結形の医療ヒューマンドラマ。
松本(伊藤)は、幼少期に目の前で溺れている幼なじみを救えなかったことから仏門に入り、さらに大切な人の死を前にして命を救いたいという思いから医者を志した。
病院では救命救急医として医療に従事しながら、霊安室での枕経や、終末期の患者の心のケアといった僧侶としての仕事も兼任しているため、法衣のまま救急センターに運びこまれた患者の処置に当たることも。
時に患者に「自分が亡くなってしまったのでは?」と勘違いさせるなど、騒動を起こしてしまうことがある。
また、何かにつけて念仏を唱えたり説法をしたりすることで、患者だけではなく同僚からも煙たがられてしまうが、本人は医師としても、僧侶としても明るく真面目に取り組んでいる。
その一方で、美人に気をとられるなどの煩悩たっぷりな一面もあり、周囲の仲間からあきれられることもあるというキャラクターだ。
救命救急センター内での他の医師とのチームプレーはもちろん、患者を救うため専門分野を持つ医師と手を組む必要があり、同ドラマでは専門医たちとの激しいやりとりも描かれる。
「医師」として命をどう救うのか、「僧」として死をどう看取るのか。
さらに、患者の家族までをも支えようとする松本が、悩みを抱えながらも医師として、僧として、人として成長していく姿を通じ、「生きる」とは、「死ぬ」とは何なのかを、もう一度考えるきっかけを与えるドラマになっている。