DA PUMPが“いいねダンス”で観客と一体に! [ALEXANDROS]が新曲初披露<ドゥシ!!フェス2019>
11月3日(日)沖縄県豊見城市の「美らSUNビーチ」にて「歌って、踊って、食べて、遊ぶ」をモットーにした野外音楽フェス「ドゥシ!!フェス2019」が開催された。
同フェスには、DA PUMPやMAX、かりゆし58、D-51らをはじめ、島谷ひとみ、[ALEXANDROS]、w-inds.、フェアリーズ、C&Kなど計16組の国内人気アーティストが集結。14,000人(主催者発表)の観客が秋のフェスを楽しんだ。フェスの名にある“ドゥシ”とは、沖縄の方言で「友達」の意味を指している。
オープニングアクトのあと、トップバッターを飾ったのはC&K。「心の中はビクビクでしているけど、皆さんと一緒に踊っていきたい。ラスト6曲くらいあるから楽しんでいってくれ!」と会場を沸かせた。観客と一緒に踊り、盛り上がったかと思えば、代表曲である「みかんハート」では、美しい歌声で、多くの観客を魅了した。
ライブ途中には大雨に見舞われたが、少し晴れ間が見えてきたところに登場したのはボーカル4人が作詞作曲、ライブ演出も行っているユニットBuZZ。メンバーのÜ-SAYは「今日皆さんが立っている芝生の色は僕と同じ色です!僕を踏み台にしてもっと盛り上がってください!」と会場を笑いに包み込むと、「ワガママなメロディ」では、沖縄の方言も交えて“ドゥシ!!フェス”バージョンの替え歌を披露し、会場を盛り上げた。
ほかにもD-51やかりゆし58など沖縄出身のアーティストが会場をヒートアップさせていく。DIAMANTESのステージでは、アルベルト城間の力強い歌声で会場が盛り上がっていく中で「ドゥシグワー(友達)を呼びたいと思います!」と石垣島出身のきいやま商店が登場。Manami ×DIAMANTESの楽曲「WANDA」をダンスで盛り上げ、ドゥシ!!フェスならではのコラボを楽しんだ。
フェスも後半戦に突入し、大きな盛り上がりを見せたのは[ALEXANDROS]。沖縄のファンに向けて選んだ最初の曲は、バラード調の「Adventure」。ところどころでボーカルの川上洋平は、「Are you ready沖縄?」「沖縄、もっと行けるだろ!!」とたきつけ、ファンも多くの歓声で応えていく。
川上は「夏は多くの夏フェスに出演し、冬も12月にやるかな~と考えているけど、まさか11月にお呼ばれされるとは思っていなかった。11月はイベントが無い時期なので、こういう風にお呼ばれされることで、ギャラのほうが入り、食いっぱぐれが無いということでありがたい。毎年呼んでいただければと…」と茶目っ気たっぷりに感謝すると、会場は大きな笑いと歓声が沸き起こった。
感謝の意を込めて(?) [ALEXANDROS]は、歌番組「ミュージックステーション」で披露する予定の新曲「あまりにも素敵な夜だから」をお先に沖縄で初披露した。
フェスの大トリを務めたのは、DA PUMP。一発目から「U.S.A.」を熱唱すると、観客もみんな揃って“いいねダンス”をするなど、会場のボルテージは最高潮に。KIMIが「最初からたくさんのアーティストが盛り上げてくれて本当に最高です!ラストは僕たちDA PUMPが最後まで盛り上げます!」と気合を見せると、ISSAは「ラストは荷が重い…」と不安をポツリ。しかし、それを一掃するべく「ごきげんだぜっ!」、「P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~」など、数多くのダンスナンバーでステージを盛り上げた。
KIMIは「最後まで盛り上がりたいから、みんなと一緒に“いいねダンス”をしよう」と声を掛けると、今日のフェスに出演したアーティストたちが再登場。DA PUMPと一緒に“いいねダンス”やインベーダーフォーメーションを披露すると、大歓声が沸き起こった。
フェスの最後には、沖縄の伝統芸能エイサーも加わり、ステージと観客が一体になって、カチャーシー(沖縄の祝い事で用いられる踊り)を踊るなど、8時間超のフェスは盛大に幕を閉じた。
出演アーティスト=いーどぅし、C&K、D-51、きいやま商店、島谷ひとみ、BuZZ、かりゆし58、DIAMANTES、BuheeeN、[ALEXANDROS]、SHIMA BANANAS、フェアリーズ、Lead、w-inds.、MAX、DA PUMP(出演順)