石川瑠華＆福島雪菜、初体験の女性同士のラブシーンに「幸せなシーンでした」
石川瑠華と福島雪菜(劇団4ドル50セント)が、11月25日に東京・シネリーブル池袋で行われた映画「恐怖人形」の舞台あいさつに、宮岡太郎監督と共に登壇。初体験となった女性同士のラブシーンなどについて振り返った。
小坂菜緒(日向坂46)が主演の本作は、巨大化する日本人形が殺人を繰り返していくサスペンスホラー映画。
まどか役を演じた石川は、「私も昨日この劇場で見たんですけど、客席が半分以上埋まっていてうれしかったです」と自ら映画館に足を運んだことを告白。
それを受けて、玲奈役の福島は「昨日お風呂に入っていたら、瑠華ちゃんから『今、見に行ってたんだ』ってLINEが来て、私もまた後日見に来ようかなと思いました」と語った。
また、宮岡監督は「今まで自分がホラー映画やサスペンス映画を見てきて、やりたかったことを全部ぶちこんで、なおかつアイドルが主演のホラー入門編としても、ある人は怖い、ある人は面白い、ある人は笑えたと、いろんな反応をいただきつつ見ていただけていることをうれしく思います」と喜びの声を聞かせた。
続いて、巨大化する人形について感想を聞かれた石川は「この人形と最初に出会ったのが一番大きな姿だったんですよ。インパクトがすごくあるから、キャスト陣が負けちゃうんじゃないかと思って。まずポスターからして人形に支配されちゃっているじゃないですか。(制作サイドへの)クレームではないですけど(笑)。負けないように頑張ろうって思いました」と回想。
福島も「私は本当に怖いものが駄目なんですけど、最初に見たのが(石川と)二人で写真を撮るシーンの後ろにいる大きな人形だったんですよ。その後で小さいのや中くらいのを見て、愛着も湧いてきたんですけど、やっぱり怖くて。だから、撮影の最後の日とかは『(小梅太夫風に)ちゃんちゃかちゃんちゃん～』なんて歌って、恐怖から逃れてました(笑)。さっきも人形と記念写真を撮っていて、瑠華ちゃんはギューっと抱いていましたけど、私は顔が引きつって腰が引けてました。その写真は後でSNSにアップしようかと思ってます」とエピソードを聞かせた。
宮岡太郎監督は「構想としては何か得体の知れないものに追われる恐怖を描いた映画を作りたいというのが最初にあって、そのときに日本人形を題材にしたらかなり怖くなるんじゃないかと思いました」と振り返る。
「最初は髪がだんだん伸びていく日本人形の話を考えていたんですけど、体が倍々になっていったらもっと怖いなということに気付いて。造形の方にお伝えしたのは、ちょっと頭を大きくしたいねって。そのことでアンバランスな気持ち悪い感じになるかなと思ったんですよ。なおかつ目も大きくするということで、今まで見たことのない、より得体の知れないものが出来上がるんじゃないかと思って作りました。ただ撮影初日に一番大きい人形が届いたときに『ちょっとデカ過ぎない？』と思ったのはここだけの秘密です(笑)。大きすぎて、ドアをくぐれなかったんですよ。でも、結果的にはいいものができたなと思ってます」と語った。
東京・シネリーブル池袋ほかで公開中
出演＝小坂菜緒(日向坂46)、萩原利久
黒羽麻璃央、水上京香、近藤雄介
石川瑠華、福島雪菜(劇団4ドル50セント)
黒沢あすか、粟根まこと、
萩原聖人
監督＝宮岡太郎
脚本＝奥山雄太(ろりえ)、青山悠希
▼公式サイト
https://the-japanesedoll.com/
