加藤シゲアキ、3年ぶり共演の小瀧望を“役者の顔”と絶賛「こんなに人って成長するんだな」
12月21日(土)に放送されるスペシャルドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」(夜9:15-11:25、フジテレビ系)の制作発表が12月15日に行われ、主演の加藤シゲアキ、中条あやみ、小瀧望、寺島しのぶ、古谷一行が登壇した。5人は、実際に撮影で使用された、金田一が作中で身を寄せた旅館“亀の湯”のセットに座りながら撮影などを振り返った。
横溝正史原作、加藤シゲアキ主演の金田一耕助シリーズ第二弾となる同作は、怨念めいた村で起きる、血で血を洗う凄惨(せいさん)な事件を描く。
自身も47作品にわたって金田一耕助を演じてきた古谷は、撮影について「普段は絶対に行かないようなところなど、本当にいろんなところに行きました。そういう景色の中に、加藤くんの金田一が何もしないで立っているだけで、それだけですごく雰囲気が出る」と加藤が演じる金田一をべた褒め。続けて、「すばらしい絵が撮れているのだろうとすごく楽しみにしています」と期待を寄せた。
一方、加藤は、古谷の“かわいらしい瞬間”として、カメラマンから「金田一さん、右に動いてくださいと言われた時に、僕の反射神経よりも早く古谷さんが返事をして、右に動かれるんですよ。30年以上金田一を演じてこられると、自分の名前を呼ばれたかのように反応してしまうんだなと感動しました」と告白。古谷は「みんなに笑われるから照れくさかった」と恥ずかしそうな様子を見せた。