恵比寿マスカッツ、 “360度”魅せるライブで会場熱狂!2020年も飛躍を誓う<LIVEリポ(3)>
恵比寿マスカッツが、12月27日に神奈川・川崎のCLUB CITTA'で「FANZA presents 1300人集めて I LOVE YOU」ライブを開催。ライブの模様は「ニコニコ生放送」でも配信された。その模様を3回に分けてリポートする、今回はその第3弾。
<LIVEリポ(2)>から続き
メンバーからファンへ、感謝の気持ちを伝え、しんみりした空気になるが、再びMCに戻ると、今度は声の小さめな2階席の関係者に向けて“感じ出しすぎ”と煽り盛り上げていく。最後は「東京セクシーナイト」でこの日一番の歓声と“愛”が会場を包み、メンバーと観客が一体となって熱いパフォーマンスを見せた。
アンコールで出てきたのはメンバーじゃない人物!?
アンコールの声で出てきたのは、レギュラー番組「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」(AbemaTV)の制作スタッフで“審判員”役などを務める笠井さとみ氏。気持ちよく一曲、美声を披露するとその上手さに再度アンコールがかかる一幕も。
続いてVTRが流れ、キャラクターがかぶっているメンバー同士で3本勝負を行うことに。市川まさみ、吉澤友貴、如月さやが見届け役としてステージに上がる。
「どっちがかわいい!?」対決!三上悠亜 VS 桃乃木かな
まずは「どっちがかわいい!?」対決で、三上悠亜と桃乃木かなが登場。
勝負は『かわいい言葉しりとり』で最上級にかわいい言葉を言った方が勝利、『ん』はついてもOKというルール。三上は国民的アイドルグループ時代の名前に『桃』が入っていたことやかつてのキャッチフレーズなどから『元祖・ピーチ姫』、桃乃木はその名前通り『現・ピーチ姫』とアピールし、両者一歩も譲らない様子。対決はマスカッツの『マ』からスタート。
桃乃木「マカロン一つ、くーださーいな」
三上「なんか…あなたのこと好きになっちゃったみたい」
桃乃木「いやなら、突き放してよ」
三上「よーく見て?あなたのこと見てたら目がハートになっちゃった」
桃乃木「田んぼ、耕さなきゃ」
三上「キャロット、たーべたーいなー、ピョンピョン」
桃乃木「ピョンピョン、ピョンピョンピョン、ピョーン、羽咲みはるです」
三上「好……きって言うと思ったでしょ」
桃乃木「正面だーれだ?」
三上「だからー、だから…もう…早く決めてよ」
桃乃木「吉澤さん、一番かわいいの私でしょ」
三上「ショッピング行こ!」
桃乃木「個室トイレ見ーつけた!」(桃乃木がこの一言で勝利!)
「三上さんとは決着をつけたいなと思ってので、今年無事決着がついてよかったです。本当にありがとうございまーす!」と笑顔の桃乃木に対し、三上は「桃乃木さんの可愛いの主旨が違うし、皆さんも『個室トイレ』で『おー!』じゃないんですよ!!」とツッコみ、笑いを誘った。
「どっちの動きが面白い!?」対決!由愛可奈 VS 奈良歩実
2つ目は、「どっちの動きが面白い!?」対決で、由愛可奈と奈良歩実が登場。
入場シーンから音楽に合わせた異様な動きをする2人。勝負は、お題に沿って面白い動きをし、より面白い方が勝利。奈良が「私はもう10年以上寝る前に踊っています!」と意気込めば、由愛は「私は電車の中でも踊っています」と応じる…名コンビっぷりを漂わせた。『いまだかつてなかった走り方で、世界一になった陸上選手の走り方』というテーマで、2人が奇声を上げながらステージ上を疾走。見届け役メンバーから「怖い…」のつぶやきも。
この対決では、由愛が勝利を収め、コメントを聞こうとするがBGMに乗って熱唱するなど、最後まで予測不能な面白さを見せつけた。
「どっちがすべってる!?」対決!黒沢美怜 VS 白藤有華
最後は、「どっちがすべってる!?」対決で、黒沢美怜と白藤有華が登場。
黒沢はハゲオヤジのヅラ姿、白藤はスタッフに風を吹かせてもらいながらT.M.Revolutionの名物衣装姿と、どちらも出オチの見た目で入場。勝負は、お題に沿ってボケていき、すべった方が勝利となってしまう。『面白い一発ギャグ』で両者が2つずつ披露するも決着がつかず、『一番自信のあるモノマネ』で白藤が『貞子』、黒沢が『林家パー子』をモノマネし、黒沢が勝利する結果に。黒沢は「絶対今のは面白かった」と不満を漏らしながら、最後までスベり笑いをとれず悔しがっていた。しかし、スベり続けた黒沢に、「ハートが強い」「逆にカッコよかった」「スベリのプロ!」などとメンバーは称賛を送った。
“しんみり”させるリーダーの愛ある言葉
対決後、ライブの感想を聞かれたリーダーの市川は「今回早めに準備して、皆さんにお声がけさせていただいて、ここまでやってきましたが、1300人いかなかったのは本当に悔しいんですけど…」と悲しむが、「それよりもこの一年ですよ。この一年、私たちにとっても飛躍の年になったんじゃないかなって感じておりまして。皆さんがリリイベやワンマンライブとか、地方や海外に駆けつけてくださって、そのお陰で今年たくさん曲も出せました、ミュージックビデオも。2年半以上、ミュージックビデオを撮れていなくて。お客さまの声や応援してくださっている皆さんがいるから、一つ一つ夢をかなえることができています」と語る。
続けて、「皆さんから見たら私たちはヒヨッコで、初代さんや卒業メンバーから見てもまだまだなところがたくさんあると思います。それでも、こうやってたくさんの人が集まってくださって、本当に本当にありがとうございます。来年もメンバー力を合わせてもっと大きくなって、皆さんにもっといい景色を見せたいと思っているので、ぜひこの先もよろしくお願いします」と感謝の気持ちを述べた。
市川のコメントで再びしんみりしてから緩急たっぷりに盛り上がる一曲、YouTubeで90万回再生も突破した「EBISU ANIMAL ANTHEM」と、「ジャンジャンパーレー」を披露。
山中真由美、卒業のあいさつ
アンコール終盤では、卒業と結婚・妊娠を発表していた山中真由美が登場。卒業することで迷惑をかけてしまったという心の内を涙ながらに明かしながらも、「お腹の中に赤ちゃんを授かった時にすごく今までにない幸せも感じて、保育士の免許を持っているっていうこともあったので、お腹の子を優先して卒業をすることを決めさせていただきました」と心境を告白した。卒業する山中への応援の気持ちも込めて、バラード曲「たがため」を熱唱した。
初代も集結!?10周年記念ライブ&新メンバーオーディション発表
さらに、恵比寿マスカッツのレギュラー番組で“ヘッドコーチ”を務めている蒼井そらも登場。第2世代は活動5年目に突入し、初代からの活動期間が10年を迎えることから、「全員集合! 恵比寿マスカッツ10周年記念ライブ開催決定! 2020年10月20日 六本木EXシアター」の文字がスクリーンに映し出された。歴代メンバー総出演の可能性もある『全員出演』記念ライブが、蒼井から発表された。さらに一般公募のオーディションが行われることも合わせて告げられた。最後は初代の代表曲の一つ、「バナナ・マンゴー・ハイスクール」を現役メンバーと、卒業する山中、初代メンバーの蒼井ら31人で披露し、2019年のライブを締めくくった。
余韻の続くファンの声
この日のライブは、全力で駆け回るパフォーマンスはもちろん、観客とほぼ“ゼロ距離”のダブルステージ、捨て身の自虐ネタいじり、涙と笑いのメリハリ、キャラクターかぶり対決、飾ることのない等身大のあいさつ…と、恵比寿マスカッツの全てが詰め込まれており、視覚的にも内容的にも“360度”から彼女たちを“愛したくなる”ライブだった。SNS上ではライブに行ったファンによる、「本当に元気をもらった」「このライブに行けて幸せだった」「ライブの余韻がすごい」など絶賛の声が上がっていた。2020年も、今年を上回る飛躍に期待したい。
セットリスト
M01.バイバイダーリン
M02.Sexy Beach Honeymoon
M03.ビビる-Bodyで-Boo
M04.バッキャロー
M05.Jumping Bee
M06.Pressure Bomber
M07.Class
M08.パラダイスBADライン
M09.ピン×ポン デューサー(替え歌バージョン)
M10.マジョガリータ
M11.Twenty-Nine
M12.ホップステップバック
M13.じゃり道
M14.東京セクシーナイト
EN1.EBISU ANIMAL ANTHEM
EN2.ジャンジャンパーレー
EN3.たがため
EN4.バナナ・マンゴー・ハイスクール
恵比寿マスカッツTwitter→@EBISU_MUSCATS_2
【放送は毎週(火)】画像をクリックして最新エピソードをAbemaTVで無料で見よう!
「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」(AbemaSPECIAL2チャンネル)
▼最新曲「マジョガリータ」
▼再生回数90万回突破!「EBISU ANIMAL ANTHEM」MV