“宮里藍キャスター”、錦織圭に初インタビュー！ 錦織が明かす東京五輪への心境や海外での苦労
2020年東京オリンピックでフジテレビ系のアスリート・メーンキャスターを務める宮里藍が、キャスターとして自身初のインタビュー取材を男子テニス・錦織圭選手に行った。この模様は1月5日(日)夜11時30分放送のスポーツニュース番組「S-PARK」(フジテレビ系)で放送される。
宮里と錦織選手はこれが初対面。錦織選手の到着を待つ間、やや緊張感を漂わせていた宮里だったが、錦織選手が現れると「こんにちは、初めまして。よろしくお願いします！」といつもの笑顔であいさつ。和やかな雰囲気でインタビューはスタートした。
宮里は最近のスポーツ界について、「パワーゲームになっていると感じる。私もアメリカで飛距離の差など力がないところを他でカバーしなければならなかったのですが、錦織選手は体格の差をどのように埋めていますか？」と、海外でプレーした経験に基づいた質問を。
錦織選手は「そこは一生の課題です。いろいろなテクニックを駆使しないとそんなにパワーがない自分では勝てなくなってきている。スピードの面では自分はトップだと思っているのでそこを生かしてやっていきたい」と、率直に回答した。
続けて宮里は、試合中のメンタルに関する話題を切り出す。錦織選手は2017年にけがから復帰した直後を振り返り「すごくネガティブな感情が多くて“どうしてできないんだろう”と過去の自分と比べてしまった」と告白。
「その感情をコントロールするようにしてきたのが去年、今年です。なるべくネガティブなところは出したくないと頑張っているんですけど、なかなか試合になると難しいですね」と心境を包み隠さずに語った。
また、東京オリンピックの話題になると、錦織選手は「すごく楽しみです。日本でオリンピックができることは本当にラッキーなことです。あまりワクワクし過ぎないように、気持ちは抑えながらやりたいなと思います。でもやはり今までのオリンピックとは比べものにならないくらいワクワク感があります」と心待ちにしている様子。そして、大一番に向けて意気込みを語っている。
取材を終えた宮里は、「難しいです」と明かしながら「競技は違っても、世界に出ると感じることは似てくるのかなと思いました。そのあたりは今後私の武器にしていきたいです」と、手応えも十分に感じた模様。約40分にわたって行われたインタビューの全容は、1月5日に放送される。
1月5日(日)夜11:30-0:45
フジテレビ系で放送
