草なぎ剛が“ウイ”を演じた日々を振り返る「いろんな自分に出会える醍醐味を存分に味わった日々でした」【連載コラム】
人間って毎日体調が違うわけで、同じようにやってもできない。そのときの自分しか出し得ない感情があって、そのときだけのウイが出るんだよ。もちろんベストな体調をキープする努力はしてるけど、「毎日完璧でもいられねーぞ」みたいなときでも、役を作っていく楽しみは僕の中で広がっていく。それを面白いと思えるくらいじゃないと演じられない役で。20年前に培った“つか魂”でもあるんだよね。
事実、今回インフルエンザで3公演が中止になってしまって、舞台の厳しさ、お客さまに対する申し訳なさ、もどかしさがありました。その悔しい思いも僕は作品に対してプラスのエネルギーとして働かせていけたと思ってる。尽きないですよ、芝居の可能性は。自分自身がいろんな自分に出会える醍醐味を存分に味わった日々でした。4月には「家族のはなし PART1」の再演もあるので、また楽しみにしていてほしいです。
そして、もうすぐ始まる新しい地図のファンミーティング。昨年初めてやって、めちゃくちゃ楽しかったんだよね。NAKAMAの人たちだけだからアウェー感がない。完全ホーム。何をやっても許されるっていうか、手放しでみんなと遊べるなと。
だからって、そこに甘えてはいないよ。見せるところは思いっきり見せたい。曲は「星のファンファーレ」しか増えてないけど(香取)慎吾がバージョンアップした演出を考えているので、一緒に楽しもうね！と思ってます。
それと昨年は地方へ行くとほぼ3人で自然な形でご飯に行けたので、それも楽しみかな。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
月刊ザテレビジョン「草彅剛の『お気楽大好き！』」連載中！
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https://thetv.jp/feature/okiraku/
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