谷原章介「金曜8時のドラマ」で医療事故調査員に!
谷原章介が、4月スタートの「金曜8時のドラマ『ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~』」(毎週金曜夜8:00-8:54テレビ東京系)で主演を務めることが明らかになった。
'15年10月に開始された「医療事故調査制度」に着目した本作。医師や弁護士で構成される架空の組織「医療事故調査委員会=Medical Accident Investigation Committee(通称=MAIC※マイク)」のメンバーが、疑惑の病院や医療施設に潜入し、医療事故の背景に潜む闇を暴く1話完結のヒューマン医療ミステリーだ。
谷原演じる医療事故調査委員会・第7班の班長・華岡慧が、ひと癖もふた癖もあるMAICのメンバーたちと共に医療事故の真実に迫る。
谷原は「今回のドラマは、とても多面的な要素を持っていると思います。勧善懲悪で分かりやすい善悪の判断をつけるようなドラマでもなく、でもどこかサスペンス、ミステリーという謎解きの要素もあって。ただ、最終的に一番核になる部分というのは、命にどう向き合っているのかということだと思います。
命って、確かなもののようで、実は不確かであやふやなもの。きのうまでニコニコ笑っていた人が、病気や、ふとした事故に遭って、突然亡くなってしまうこともある。それくらいあやふやで不確かで、でも掛け替えのないものなんだということをこのドラマの中で再確認していただければうれしいなと思います。
テレビ東京さんはドラマだけでなく、バラエティーも含めて、企画力が素晴らしいからこそ、ここ最近、局のステーションイメージが上がっていると思います。今回のドラマもきちんと仕上がった素晴らしい作品とするために、主演の僕だけでなく演出サイド、出演者も含めて、とても責任重大になりますので、今まで僕がやってきた経験をフル活用して頑張りたいと思います。放送開始を僕自身も楽しみにしています」と意気込みを語った。
阿部真士プロデューサーは「原作ものの作品が多い中、医療分野に強いスタッフを結集しオリジナルドラマにチャレンジします。さらに、この企画は大きくいえば『医療モノ』ですが、これまでドラマ化されていない領域に踏み込みます。
そして本作品で扱う『医療事故』は実はとても奥が深く、白か黒かハッキリさせることが非常に難しいものですが、“医療ミスなのか、不慮の事故なのか、あるいは…故意なのか”を調査し、そこに潜む悪意をバッサリと斬ります。本格的でありつつ、エンタメ性のある作品に仕上げています。ただの『医療モノ』はではない、全く新しいヒューマン医療ミステリードラマです」と企画の意図を明かした。
谷原を起用した理由について阿部プロデューサーは「バラエティーや情報番組の司会でお茶の間の顔として親しみやすさが浸透していること、内に秘めた闘志や正義感がにじみ出ている。爽やかで優しいけれど、時々おちゃめ。でも、ダンディー」などを挙げた。
最後に阿部プロデューサーは「個性的なキャストたちが演じる第7班のメンバーが病院に潜入し、医療事故に潜む悪意を白日の下にさらします。その手段・方法、気付く要素などにはミステリー&サスペンス性がありつつも、あくまでもエンターテインメント作品になっていますので、ぜひご覧ください。また、谷原さん演じる主人公の華岡慧と共に“命”について、今再び考えてほしいと思っています」とアピールした。
4月スタート毎週金曜夜8:00-8:54
テレビ東京系で放送
脚本=林誠人ほか
演出=白川士、遠藤光貴、山田勇人
出演=谷原章介ほか