KADOKAWA Group
1969年10月5日スタート 毎週日曜夜6:30/フジテレビ系
カツオが「明日は大みそかだ」と、ワクワクしている。なぜ大みそかがワクワクするのかワカメが聞くと、カツオは「お正月はあっという間に終わってしまうので寂しさがあり、“お正月イブ”である大みそかの方がいい」と言う。大みそか当日、磯野家では正月の準備に追われる中、カツオだけは大みそかを大いに楽しもうと張り切る。
ワカメの友達のみゆきが「新しいお友達ができた」と言う。それは人形の事で、みゆきは「ウチではいつも一緒で、いろんなお話をする、あたしだけのお友達」とワカメに見せてくれる。自分も欲しくなったワカメは、家に帰ってフネに相談すると、どんな人形が欲しいのか聞かれるが、みゆきと同じ物だと嫌がられそうなので、ワカメは悩む。
電車に乗ったカツオは、同じ車両に堀川が半べそをかいて座っているのを見かける。親戚の家に行く途中だった堀川は、靴を脱いで幼児のように窓の外を眺めていたら、靴がなくなってしまったらしい。靴を探しても見つからず、カツオは困ってしまう。
カツオは、サザエに編み物を習いに来ていた浮江と家の前でばったり出会う。受験生の甚六のために腹巻を編んでいると言う浮江に、カツオは「浮江さんに編んでもらえるなんて」とうらやましがる。翌日学校では、ハヤカワが自分で編んだ手袋が話題になり、花子やかおりも、編み物を始めたいと言い始める。
タラオはタケオが銭湯に行ってきたという話を聞いて、うらやましがる。そして波平に、銭湯に連れて行ってもらうが、ちょうど内壁のペンキ絵の修理で休業中だった。タラオはペンキ絵に興味を示し「見てみたいです」と言う。ペンキ絵の職人は快く、作業中の現場を見せてくれ、タラオは、修復中の富士山の絵を、目を輝かせながら見つめる。
タラオが絵本でライオンを「カッコイイです」と見ていると、サザエに「百獣の王だものね」と言われる。「だったらタマも百獣の王の仲間だよ」とカツオに言われ、タラオは驚く。ライオンはネコ科の動物なので、タマとは仲間だと説明されると、タラオはライオンに興味が沸き、実物を見たいと言いだす。そんな中、波平はタラオに、動物園へ行こうと提案する。
目の前に大好物の石焼き芋のトラックが通っても、サザエは全く関心を持たない。そしてフネがおやつに焼き芋を用意しても「みんなで食べて」と言って去って行く。そんないつもと違うサザエの様子に、皆はサザエの体調を心配する。しかしそれは、「我慢に我慢を重ねた上で焼き芋を食べたら、最高に美味しく感じるに違いない」と考えたサザエが試みていることだった。
夕飯時、マスオはサザエが縫ってくれたという丹前を着て茶の間に現れる。実はその丹前は、マスオの母の手縫いなのだが「母親からというと着なさそうだから」と頼まれ、サザエが縫ったことにしていた。翌日、会社でマスオが丹前の話をすると、穴子から「ぼくにも作ってくれないか」と頼まれる。
知人の家で、娘の結婚式の写真を見せてもらったサザエは、自分の結婚は遠い昔になったと、しみじみ思う。その夜、サザエは晩酌で酔っぱらったマスオの顔を眺め、新婚当時の緊張感がなくなったと嘆き、「昔は二人でいろいろ楽しんでいた」と愚痴ると、マスオが「なにか二人で一緒に出来る事を探そう」と提案する。
仕事がやっと繁忙期を過ぎ、ずっとタラオと遊べなかったマスオは、タラオと思い切り遊ぼうとする。翌朝、マスオは出勤前にタラオの寝顔を見ながら、「今日は定時に帰るよ」とサザエに宣言する。夕方、マスオは張り切って帰宅するが、昼間に遊び疲れたタラオはすでに眠ってしまっており、なかなかタラオと遊べず、マスオはがっかりする。
図工の時間に隣の人の人物画を描くことになり、カツオは花沢さん、花沢さんはカツオの絵を描く。しかし、カツオは花沢から「全然似ていない」とだめ出しされる。その後も二人は互いの絵の文句を言い合い、もめたことで時間内に描き終わらず、宿題になってしまう。
マスオが会社の同僚たちと飲んでいると「今日は僕がおごります」と後輩の一人に言われ、穴子に「彼はサイドビジネスをやっていて、景気がいいんだ」と説明される。その話を家族に伝えると、カツオたちに「マスオ義兄さんもサイドビジネスをやって、旅行や外食に連れてってよ」とせがまれたマスオは、自分もサイドビジネスに挑戦してみようと決心する。
用水路に落ちたボールが取れなくて子供たちが困っている所を見たサザエは、物干しさおを使い、ボールを取り戻してあげようとする。ところが、サザエはバランスを崩し、用水路にさおごとハマってしまう。なんとか用水路から抜け出したサザエだったが、用水路に物干しさおが突き立ったまま残されてしまう。その後、その光景が町内の話題になってしまう。
深夜の茶の間、磯野家の大人たちだけで波平の土産の寿司をつまんでいると、寝ぼけ眼のカツオがふらふらと現れる。カツオはこんなこともあろうかと、わざわざ目覚まし時計を深夜に合わせ、起きてきていた。ご相伴に預かるカツオだったが、半分眠った状態だったので、朝起きた時には寿司を食べたことすら忘れてしまっていた。
カツオが学校に行くと、かおりが新しいワンピースを着ていて女の子たちが盛り上がっていた。カツオもその輪に加わり、褒めるつもりで「ニシキアナゴみたいでかわいいよ」と言うが、その一言は通用せず女の子たちを怒らせてしまう。家に帰って落ち込むカツオに対して、家族は「失言には気をつけなさい」と言う。
テレビドラマで格好いい男性が妹を助けるシーンを見たワカメは、自分もこんなお兄さんが欲しいと思う。みゆき、スズコとその話をすると、「ワカメにはマスオとカツオという二人のお兄さんがいてうらやましい」と言われる。しかし二人とも、ワカメから見ると格好いいとは思えず、やはり他に格好いいお兄さんが欲しいと思う。
カツオ、ワカメ、タラが揃ったいい写真が撮れたと気を良くした磯野家は、その写真で残暑見舞いの葉書を作ることにする。そこにたまたま来たノリスケに相談すると、腕のいい活版印刷の店を紹介するという。さっそくその店に注文すると、カツオは100枚作る予定の残暑見舞い葉書を、誰に何枚振り分けるか勝手に決め、皆に発表する。
帰宅時、マスオは駅でノリスケに呼び止められる。マスオに相談があり、待っていたというノリスケは「最近タイコに元気がなく、心配している」と言う。「何か怒られるようなことをしたのでは」とマスオが聞くと、ノリスケはいろいろありすぎて分からないと答える。マスオはとりあえず、全てを白状して謝ることを勧める。
昼ごはんを食べている時、友達が来たためワカメが席を立つ。おかずの天ぷらが残っていたので、カツオがそれを食べると、戻ってきたワカメが「一番好きだから取っといたのに」と泣き出す。カツオが「ワカメは泣き虫だ」と指摘すると、ワカメは「そんなことない!」と抗議しつつも、また泣いてしまう。
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2024年5月20日08:00
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2024年5月20日 8:30時点