あなたの隣に誰かいるのあらすじ
鈴(山田夏海)から樹里(戸田菜穂)の奇行を聞いた梓(夏川結衣)は、欧太郎(ユースケ・サンタマリア)のもとへ急ぐ。同じく異変を感じた志摩子(梶芽衣子)と樹里に詰め寄ると、欧太郎に薬を投与していたことが発覚。欧太郎は病院に担ぎ込まれる。後日、見舞いに訪れた梓は鈴の生い立ちを欧太郎に問われ、何も答えられずに立ち尽くす。その会話を聞いていた志摩子は、鈴のDNA鑑定を強行。結果が出るまで鈴は、梓と暮らすことに。一方、一家惨殺事件を追う里美(佐藤藍子)は、再び井伏(児玉謙次)を訪問。数馬(北村一輝)の写真を見た井伏は動揺を見せる。
鈴(山田夏海)が自分の娘だと勘づいた数馬(北村一輝)は、欧太郎(ユースケ・サンタマリア)のもとから連れ戻すように梓(夏川結衣)を脅迫する。そのころ、欧太郎は、志摩子(梶芽衣子)が深夜に家を徘徊する姿を目撃。さらに、樹里(戸田菜穂)に隠し部屋の場所を教えるよう詰め寄るなどの奇行に悩む中、志摩子がくせで描く”渦巻き”の落書きが、家中に広がっていることに驚愕。樹里に留守の間、志摩子のようすをうかがうよう頼む。一方で、欧太郎の体調に異常が起きていた。そんな折、梓のアパートに愛子(白石美帆)が現われる。
松本家で負傷した樹里(戸田菜穂)が、ショックから幼児返りした。志摩子(梶芽衣子)は、身寄りのない樹里を引き取ろうと考える。一方、数馬(北村一輝)と梓(夏川結衣)の関係を知った欧太郎(ユースケ・サンタマリア)は、梓と向き合えずにいた。梓は欧太郎に謝り、鈴(山田夏海)のそばにいたいと願う。後日、鈴と公園にいた梓の前に数馬が姿を現わす。梓と欧太郎の険悪な状況を察していた数馬から、「僕と新しい家族を築けばいい」と迫られた梓は、その場を逃げ去る。その夜、梓は、数馬との不倫を聞き知った志摩子に、離婚するよう頼み込まれ困惑。そんな折、草間(いかりや長介)は、30年前の事件の手がかりを求めて松本家を訪れる。