相棒VI

死刑囚・錦(久松信美)が拘置所内で病死した。事件性はなかったが、右京(水谷豊)は19年前に確定した錦の刑がこれまで執行されなかった理由を不審に思う。程なく、錦に冤罪（えんざい）の可能性があったと判明。右京は、死刑判決を最初に下した裁判官・三雲(石橋凌)から話を聞く。

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右京(水谷豊)は、娘の死が他殺だと訴える中津留(山本亘)に出会った。中津留の娘は心臓発作による病死とされたが、警察は解剖せずに死因を断定したという。中津留は、娘が生前ストーカーに悩んでいたと話し、事件との関連を主張。右京は再捜査に乗りだす。

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薫(寺脇康文)と同じマンションの住人・晋三(徳井優)が、浴室で大やけどを負った。異変に気付いた妻・寿々美(中島知子)は、慌てて救急車を呼んだと右京(水谷豊)らに説明。だが、右京は浴室に入ってぬれたはずの寿々美の足跡が、電話付近にないことを不審に思う。

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外務省で不正経理問題が浮上した。そんな中、沈静化に当たっていた外務省職員・草葉(奥田達士)が、ビルの階段から転落死する。捜査を始めた右京(水谷豊)らは、外務省と敵対する国会議員・雛子（木村佳乃)が、現場近くで会合を開いていたと知り、関連を探る。

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遠隔操作による連続爆破事件が発生。そんな中、薫(寺脇康文)はコンビニで不意に店員・佐藤(近藤公園)に拘束される。佐藤は、店内に爆弾を仕掛けた犯人に電話で脅されているので、指示に従ってほしいという。現場に駆け付けた右京(水谷豊)は、犯人の狙いを探る。

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ウイスキー評論家・勝谷（伊藤高）が、自宅で撲殺された。右京（水谷豊）は、飲みかけのボトルに指紋がないことを不審に思う。そんななか、勝谷が通っていた店が判明。そこは、かつて右京らが殺人罪で逮捕し、出所したバーテンダー・三好（蟹江敬三）の店だった。

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薫(寺脇康文)は知人の迷いイヌを探す途中、イヌがなついていた男の刺殺体を発見。調べで、携帯電話が持ち去られたと判明する。同様の事件は3件目で、連続殺人の可能性が浮上。一方、右京（水谷豊）は迷いイヌが元麻薬探知犬と知り、事件と麻薬の関連を疑う。

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服役囚・幸子(鈴木杏樹)らは、幸子が以前殺そうとしてヤクザに拉致されていた。だが、右京(水谷豊)は、後1年半で出所する幸子をわざわざ脱獄させたことを不審に思う。そんな中、脱獄を手引きした刑務官が判明。事件に黒幕がいると知った右京らは、真の狙いが、幸子と脱獄した春麗(MEGUMI)だと気付く。

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右京(水谷豊)らに殺人未遂で逮捕され、服役していた幸子(鈴木杏樹)が脱獄した。幸子から反省を表す手紙をもらっていた薫(寺脇康文)らは驚く。事件は、幸子らを医療刑務所へ移送中に車が襲撃されたという。やがて、幸子は同じ服役囚・春麗(MEGUMI)の脱獄計画に巻き込まれたと分かり、右京らは行方を追う。

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右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、公判中の事件の重要証人・根元(柏原収史)を寝台特急カシオペアで札幌まで護送することに。そんな中、乗客の一人が殺された。列車の構造から容疑者は9人に絞られ、右京らは捜査を進める。一方、監察官の大河内(神保悟志)は、同時期に起きた爆破事件に不審な点を発見する。

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女子大生・陽子(村井美樹)が殺される。陽子はアルバイト先の店主・友章(桐本琢也)が妻・美穂(寺田千穂)に殺された事件の証人だった。関連性と疑った右京(水谷豊)は、美穂の弁護士・かおり(松下由樹)の元へ。そこで、検察が提出した陽子の証言映像を確認した右京は、陽子の視線が不自然なことが気に掛かる。

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大企業・大内機械工業に爆破予告の電話が入り、建物の一角が爆発した。犯人は、被害を拡大したくなければ5億円のダイヤを用意しろと要求してくる。似たような過去の事件を思い出した右京(水谷豊)は捜査に加わるが、結局、宝石は奪われる。残った手掛かりについて右京は、大学教授の脇田(大滝秀治)に話を聞く。

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編集者・勝村(大鷹明良)の撲殺遺体が公園で発見された。捜査から勝村が作家・庄司(村上淳)ともめていたと分かる。そんななか、右京(水谷豊)らは庄司と勝村に仕事上の接点がなかったと知り、争いの場に居合わせた装丁家・安藤(菊池健一郎)にもめた原因を聞く。

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人気バンドのリーダー・丹野(松田悟志)が絞殺され、その恋人・夏生(前田亜季)が自首する。夏生は浮気されて頭にきたと、突発的な犯行を自供。だが、証拠が消された現場を見た右京(水谷豊)は計画的犯行を疑う。そんな中、丹野が以前組んでいたバンドのメンバー(玉有洋一郎)が不審死を遂げ、右京は関連性を探る。

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画家・立花(長谷川初範)のアトリエで、絵のモデル・妙子(秋山実希)が階段から転落死した。事故に気付かなかったという立花は、死亡から30分後に救急車を呼ぶ。その後、右京(水谷豊)らの調べで、立花は不倫関係でもめていたと分かるが殺意は否認。だが、右京は立花が救急車を呼ぶ前、妻に電話したと知り不審に思う。

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運転手の血痕が残されたタクシーが発見され、乗客・丸田（大河内浩）が容疑者として逮捕された。だが、酔っていた丸田は、事件の記憶がなく、運転手の遺体も見つからない。右京（水谷豊）は、丸田をタクシーに乗せたホステス・美紀（遠山景織子）に話を聞きに行く。

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人気推理作家・静流(荻野目慶子)の事務所で、夫・田橋(江藤潤)の遺体が発見された。施錠された現場から遺書が見つかり、警察は自殺と断定する。だが、右京(水谷豊)は、夫の死に動じない静流に着目。犯行当夜の静流のアリバイは不確かで、夫婦仲も悪かったと分かる。疑う右京に、静流は挑発的な態度を取る。

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元特命係の警部補・陣川(原田龍二）ともみ合っていた男が、階段から転落死した。陣川は殺人を疑われるが、被害者との関係を明かさない。また、東者の銀行口座には大金が振り込まれていた。手掛かりを探す右京(水谷豊)らは、陣川が投資会社社長・咲江(高橋ひとみ)から、ストーカー被害の相談を受けていたと知る。

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名刑事コンビが事件に挑むシリーズ第6弾。刑事・右京(水谷豊)は切れ過ぎる頭脳が災いし、警視庁の窓際部署”特命係”に所属していた。そんななか、警官殺害事件の公判に裁判員制度が導入されることになり、右京は同僚の薫(寺脇康文)らと裁判員の護衛につく。

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