それでも、生きてゆくのあらすじ一覧
双葉(満島ひかり)が15年前に自分の妹を殺害した友人・文哉(風間俊介)の妹であると知った洋貴(瑛太)は、双葉に冷たく当たる。さらに洋貴は、文哉は再び同じ罪を犯すのではないかと双葉に詰め寄る。そんな中、双葉らが引っ越した先で女児が行方不明になる事件が発生。洋貴と双葉は、刑務所から出所した文哉がその事件に関与しているのではないかと疑い、事件現場を訪ねる。
悲劇を背負った男女の魂の触れ合いを軸に、崩壊した家族が再生していく姿を描く。15年前、当時中学生だった洋貴(秋市夢太)の妹で、7歳の亜季(信太真妃)が殺害される。犯人は洋貴の友人・文哉(佐々木亮輔)だった。29歳になった洋貴(瑛太)は、現在も妹の死に自責の念を抱いたまま、父・達彦(柄本明)が営む釣り船店を手伝いながら暮らしていた。そんなある日、仕事中に達彦が倒れる。病院に連れていった洋貴が店に戻ると、見慣れぬ女性・双葉(満島ひかり)が船着き場に立っていた。洋貴は双葉を自殺志願者ではないかと警戒する。