シャドウバースFのあらすじ
舞台に立つのはイツキとスバルだけではなく、スレイドとバケルスも一緒だった。相棒と共に二人が再び立ち上がると、シャドバのフィールドも復活し、そして、決着をつけるというイツキの言葉に呼応するかのように、ブロッサムウルフ・スレイドが輝きを増していく。華の嵐が巻き起こると、そこに真の姿となったスレイドが現れる。エルデはそのイレギュラーを安っぽい奇跡だとあざ笑うが、イツキはそれを否定し、畳み掛けるかのような猛攻は絶傑をも追い詰め、エルデをいら立たせていく。データ生命体にも予測不可能なものがある中、完璧ではないことを突きつけられたエルデは、それでも二人の未来を奪おうと強烈な反撃を仕掛けてくる。
バトルはエルデの後攻5ターン目を迎えていた。エルデの放つ波動はフォロワーを破壊するだけではなく、強烈な衝撃となってスバルとイツキを襲う。イツキが一気に体力を削られ、駆け寄るスバルにも激痛が走る。この違和感の正体は、エルデの用意したルールにあった。公平なバトルのためにエルデの体力と手数が優遇されているだけではなく、敗北すれば消滅するエルデと同様に、スバルとイツキが体力を削られるとその命も削られていくのだという。それでも二人は恐怖を乗り越えようとし、正面からぶつかろうとする。だが、データ生命体であるエルデには人間の常識が通じなかった。
イツキとスバルはシオンに導かれながらガイアタワーを目指す。そんな二人の前に、デジフレが変化した存在・シェイドが立ちふさがる。イツキとスバルはコスモスファングとマスカレードゴーストの力を借りながら、目の前に現れたシェイドを打ち倒していく。素性を隠しながら住民に状況を説明しようとすると、助けを求める声が聞こえてくる。だが、駆け付けようにも間に合わず、絶体絶命の危機に。一方、ヒイロやマルグリットの要請で、歴戦のシャドバプレイヤーたちがシェイドとの戦いに協力。伝説のカードが待つ、シャドバカレッジに集まろうとしていた。