コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、み・ちこさんの漫画『ねこ草に対する反応が「ちゅーる」のソレと同じなのよ』。
作者であるみ・ちこさんが7月5日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、2万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではみ・ちこさんに、作品のこだわりなどについてインタビューをおこなった。
愛猫・ねこたろうが大好物の”ねこ草”を食べ始めると…
作者み・ちこさんの愛猫・ねこたろうは、ねこ草が大好物なのだという。み・ちこさんが「ねこ草食べる?」と呼びかけると、ねこたろうは嬉しそうな声を出しながら猛ダッシュで近づいてくる。ねこ草はみ・ちこさんが1本ずつちぎって与えるのだが、まるでわんこそばのように次々とねこ草をたべるねこたろう。そしてある程度食べさせてから取り上げると、ねこたろうはとても名残惜しそうな様子を見せるのだった。
ねこ草に対するねこたろうの反応が、まるでパウチ型のペットフードのようだと漫画にしたところ「かわいい以外の言葉がみつからない」「たまらないですよね」「実家で飼ってた猫思い出した」「ベジタリアンな猫だ」など多くのコメントが寄せられている。
「顔を傾けて怖い顔で食べるなど夢中さが伝わるように」作者み・ちこさんの作品へのこだわり
――『ねこ草に対する反応が「ちゅーる」のソレと同じなのよ』を漫画にしたきっかけや理由があればお教えください。
ねこたろうに久しぶりにねこ草をあげたら、思いもよらぬ大喜びをされ「そんなに!?!?」と驚いたので漫画にしました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
ねこ草が大好きな様子が伝わったら嬉しいです。走ってくる部分の嬉しそうな表情や食べているところは、顔を傾けて怖い顔で食べるなど夢中さが伝わるように気をつけました。
――本作の中で特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
「わんこそば…?」は、実際に私が感じることなので気に入っています。とにかく次々とリズムよく求められるので、わんこそば状態なんです。コメントでも「わかる」と言っていただけたので、同じような猫さんがいるんだなあと嬉しくなりました。
――本作や「カモクの森」など、もふもふな動物が出てくる作品を多く描いていらっしゃいますが、理由があればお教えください。
生き物は全て好きなのですが、とりわけモフモフな動物には愛らしさを感じます。彼らも人間と同じように一生懸命生きてるんだ、という姿を描いていきたいなと思っています。
――今後の展望や目標をお教えください。
読者の方がほっこりできるような、可愛くて親しみを感じられる漫画を描いていきたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
みなさまのリアクションが励みになっています。ねこ漫画を出すと、「うちと一緒!」や「うちではこう!」など、色々なお家のかわいいお話が聞けて私も楽しく拝見しています。お読みいただき、ありがとうございます!
み・ちこ
毛むくじゃらの生きものを尊くおもいながら生きているSNS漫画家。ねことオットとの日常を綴るエッセイ漫画、ほっこりと可愛い創作漫画を執筆中。「カモクの森」「あまね予報」など。
■作者X(旧Twitter):み・ちこ[@michiko_fever]
■作者Instagram:み・ちこ[@michiko_fever]
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