広瀬アリス主演の月9ドラマ「366日」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系) の第4話が4月29日に放送。莉子(長濱ねる)の恋、そして明日香(広瀬)との友情に焦点が当てられた。(以下、ネタバレを含みます)
名曲をモチーフにしたラブストーリー
本作は、沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動き出した男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語が展開する。
音楽教室の事務受付をしている28歳の主人公・雪平明日香を広瀬、明日香が高校時代に思いを寄せていた水野遥斗を眞栄田郷敦が演じる。また、明日香と遥斗の同級生役で、小川智也を坂東龍汰、下田莉子を長濱ねる、吉幡和樹を綱啓永が務める。
莉子の恋がきっかけで明日香との友情にヒビ
第4話は、遥斗(眞栄田郷敦)の転落事故から約3カ月。まだ目覚めない遥斗の回復を願って明日香(広瀬)たちが見舞いに訪れるなか、莉子が恋人・狛江崎亘(岩永丞威)との結婚を報告した。
だが、その恋は急展開を迎えた。実は、亘は既婚者で、別居中で離婚に向けて話し合っているところとはいうものの、不倫だけはしないと誓っていた莉子は別れることを決めたのだ。酔い潰れてしまった莉子を介抱し、心配する明日香。だが、その後、莉子は明日香が亘のスマホに届いた女性からのメールに気づいていたことを言ってくれなかったことを責める。さらに「莉子にはきっともっといい人が現われると思う」という明日香の言葉が、莉子の心を逆なでしてしまった。
既婚者であることを隠していた亘だが、莉子にとって「やっとこの人って思える人」だった。その愛の深さの分、莉子の悲しみも深いのだろうが、「そういうの明日香には分かんないよね。何かを頑張ってきたことないもんね」とキツい言葉を投げかけてしまう。
ただ明日香も今、悲しみの中にいる。「でもそれを言うなら、私の気持ちだって莉子には分かんないよね。大好きな人が目の前にいるのに、話しかけても答えてくれない。人の悲しみなんてそれぞれのものじゃない?あなたには分からないなんて言い合ったって意味がないよ」と明日香。
それでも莉子は「はいはい、明日香はいつも正しいよ」と言って、その場を立ち去った。
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