うる星やつら 第2期のあらすじ一覧
20年ぶりに発見された曽祖父に会うためラムは実家に戻る。ラムはそこで、曽祖父が120年前に結んだいいかげんな約束のせいで、知らぬ間に自分にいいなずけがいることを知る。一方ラムが実家に戻っている間、友引高校には何匹もの黒いブタが引くソリに乗った全身黒づくめでフードをかぶった謎の男がやってくる。
「怒りのラムちゃん!!」ラムがあたるのために編んだマフラーを、テンがあたるとのケンカ中に黒焦げにしてしまう。あたるに責められ落ち込むも、あやまらずにその場から逃げ出してしまう。まともにあやまったことがないテンは、チェリーや面堂にあやまり方を聞きに行く。／「ハートをつかめ」ランからハート型のあめをもらい、そのあめをラムが口に入れると、ハートが頭上に出てくる。ラム自身が払っても取れないハートをあたるがつかむと、ラムは突如あたるに抱きつき、激しい電撃を放つ。
しのぶの前にまたも因幡が行き倒れていた。しのぶにお願いがあって来たという因幡は、運命製造管理局の昇級試験のパートナーとしてしのぶに参加してほしいという。その内容は、運命製造に欠かせない材料の“時空の森の花”を摘んでくるというものだった。
「一夜の攻防戦」成仏できない渚は、竜之介の家に居候することになる。キスをすれば成仏できる渚がいるということは、まだ二人がキスをしていないということだった。そんな時、竜之介の父が浜茶屋共同組合の温泉旅行に行くことになり、竜之介と渚は二人きりで夜を過ごすことになる。／「命かけます、授業中!!」静かに授業をしたい温泉マークは、「授業中にひと言でもしゃべったら“補習”をさせる」と言い出す。補習を避けたいあたるたちはしぶしぶ黙って授業を受けることになる。その時、窓からおまる号に乗ったテンが、あたるになぐり込みをかけてくる。
「渚のフィアンセ」竜之介の父が無人島を買ったとのことで、あたるら一行はその無人島で営む浜茶屋へやってくる。破格すぎる金額で購入した無人島には案の定“何か”があり、竜之介のフィアンセを名乗る幽霊が出る。／「妖精のパラソル」テンがきらっと光った水たまりをのぞき込むと、水面から“子どもの夢を叶える”という妖精が現れる。その妖精は、無くしてしまった大事なパラソルをテンに探してほしいとお願いする。
面堂と飛鳥のデートが始まり、ラムは二人を警護する黒子に紛れているはずのあたる探しに奔走する。一方、木の上で二人を見ていた了子は、飛鳥が心配でデートを見に来ていた飛麿に出くわす。
「飛鳥ふたたび」水乃小路邸は今、ある悩みを抱えていた。男に耐性がなかった飛鳥が実兄・飛麿と一緒に風呂に入ったり同じ布団で寝たがるようになってしまい、この行動を見た母は飛鳥への荒療治を決断する。／「嵐を呼ぶデート 前編」水乃小路母は、飛鳥の男性恐怖症は体に教え込まないと治らないと判断し、面堂に飛鳥とデートしてほしいと頼みにくる。あたると了子は、そのデートの妨害を試みる。
学校を休んだ面堂が謎の特訓をしているという。若を心配する黒子たちに相談されたあたるやラムたちは、面堂の様子を見に行くことに。そこにはやつれて疲れた様子の面堂がおり、ラムを謎の特訓部屋に案内する。
ウキウキ気分で歩いているランを見つけたあたるが驚かそうと思って近づくと、ランが持っていたバスケットからラッピングされたカップケーキが一つ落ちてしまう。あたるはそれを拾い上げ手渡そうとするが、なぜかランがどこにもいない。その匂いにつられたあたるはカップケーキにかぶりついてしまう。
毎度のこと騒ぎを起こす罰として、あたる、ラム、面堂、しのぶ、竜之介は校長室の掃除をすることになる。それぞれバラバラに壁の方を向いて掃除をしていると「バキッ！」という物音がする。音がした方に振り向くと、頭にたんこぶができた校長がこたつに入ったまま仰向けに倒れていた。
「あやかしの面堂」あたる、ラム、しのぶ、テンは、1週間ほど学校を休んでいる面堂へのお見舞いのため面堂邸にやって来るが、面堂はあたるたちに会ってくれない。そこで、4人はこっそり侵入し面堂に近づくと、なぜか彼の頭には花柄の“タコ”が鎮座していた。／「最後のデート」あたるとデートをしたい“望”という名前の子がいるという。サクラ曰くその子は幽霊で、あたるとデートしなければ成仏できないらしい。
「扉を開けて 後編」あたる、ラム、しのぶは、因幡と共に亜空間に存在する運命の部屋で、さまざまな未来をのぞいていた。それぞれが思い描く未来がなく、あたるとラムは嘆く。因幡は、理想の未来を作ることができる運命工場に3人を連れていく。／「涙の家庭訪問 禁じられた三宅家編」面堂家で散々な目にあった温泉マークは、頭に包帯を巻き、満身そういで三宅しのぶの家へ。傷だらけで息の荒い温泉マークに、しのぶは不信の目を向ける。
買い物途中のしのぶは、道路脇でうずくまるウサギの着ぐるみを着た男を見かける。「なにか食べ物を…」と言われたしのぶは、ウサギ男の思わぬ顔の良さに、買い物袋の中からニンジンを渡す。するとそのお礼にと、しのぶは突然デートに誘われる。
あたるは、街頭販売のイヤーマッフルを値切って二つ購入する。テンと一緒にいたあたるは「これをつければモテる」とテキトーなことを言って一つをテンに渡す。だが、二人がイヤーマッフルを付けた瞬間、あたるとテンが入れ替わってしまう。
「コタツにかけた愛」コタツネコは骨とう店でこたつを買ってくるが、こたつ布団をかけてもなぜか目を離すとはがされている。今度こそはと狙いを定め布団をかけると、なぜかこたつが動く。／「ラムちゃん、ウシになる」ウシに手をかまれ、何となく違和感を感じたラムが鏡を見るとツノが“ウシ”になっていた。テンちゃんにその姿を見られてしまったラムは、内緒にするようお願いをする。／「涙の家庭訪問 華麗なる面堂家編」温泉マークが面堂家の門のあまりの大きさに緊張する中、豪華けんらんな巨大なリビングに通される。
飛麿に妹がいることは事実だったが、父や兄を含む一切の“男”と触れ合ったことがなく、よろいかぶとを付けて暮らしていた箱入りならぬ“よろい入り”の娘だった。結婚を回避したい面堂の元に、なぜかラム、しのぶ、あたるが駆け付ける。
「恋人泥棒」クラマは「色男がほしい」と騒ぎ始める。クラマをなだめるべく、カラスてんぐたちはうっかり“まっちんぐ”で色男探しをしているとでまかせを言ってしまう。とりあえずコンピューターに情報を入れ、色男を探してみると思わぬ人物が“まっちんぐ”する。／「水乃小路の娘」面堂は、父からの勧めでトンちゃんこと水乃小路飛麿の妹と見合いをすることに。トンちゃんから妹がいるという話を聞いたことがない面堂は、直接話を聞きに行く。すると、トンちゃんからも「妹などおらんわ！」と言われてしまう。
うきうきしながらデートの待ち合わせ場所であたるを待っていたラムは、ヒョウ柄の腰巻のみを付けた男に声を掛けられる。いきなり手を繋いできた男にラムは電撃を浴びせるが、なぜかその男には電撃が効かなかった。
「想い出ボロボロ!?」銭湯の入口で仲良さそうな母娘とすれ違う竜之介は、その帰り道に住宅街の木にぶら下がったまま寝ていたテンを拾い、あたるの家に届ける。夕食に誘われた竜之介は、諸星家の一家だんらんを前にして、母のいない自身を振り返る。／「想い出のアルバム」竜之介の母は、死んだのではなく出て行ったらしいと聞いた竜之介は、あたるやラムらと一緒に母が写ったアルバムを探すべく、家中を大捜索する。／「涙の家庭訪問 激闘の藤波家編」生徒たちの家庭訪問に向かう温泉マークは神妙な面持ちで歩いていた。なぜなら竜之介、面堂、しのぶ、あたる、ラムという、一筋縄ではいかない訪問が始まろうとしていたからだった。
