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多数のドラマ主題歌を歌うUru「私自身、何度も挫折を経験して、そこから立ち上がってここまで来られている」

2022/06/08 08:00

「それを愛と呼ぶなら」をリリースするUru
「それを愛と呼ぶなら」をリリースするUru

冷蔵庫の卵の賞味期限のことを「納期」とSNSに投稿してしまうくらい、追い詰められていました(笑)


――また、この楽曲のミュージックビデオも、ドラマの世界とは異なる感動的な愛のストーリーを描かれていて印象的です。公開から2週間足らずで100万回再生数を突破するなど、大きな話題を呼んでいます。

音楽は、リスナーの方一人一人で解釈が異なるもの。「それを愛と呼ぶなら」も、ドラマの世界以外にもいろいろ感情に寄り添うことができる楽曲であるということをお伝えしたくて、このミュージックビデオを制作しました。ただ、「マイファミリー」同様、伝えたいのは大切な人への思い。紆余曲折ありますが、心の奥にある大切な感情に気付ける仕上がりになっているのかなと思います。

――動画サイトのコメント欄にも多数の「勇気や感動をもらった」というメッセージが投稿されていますが、リスナーには「それを愛と呼ぶなら」を通じて何を感じ取っていただきたいですか?

人生には挫折を感じる瞬間が必ず訪れるはず。そこから起き上がるきっかけを与える楽曲になればと思います。再生や再起を誓う方、一人でも多くの方に届いたらうれしいです。

――この楽曲も収録されたCDシングルには、カップリング曲も収録。「セレナーデ」は、Uruさん初となる短編集と同タイトルのものになりますね。

この楽曲では、恋人同士のすれ違いを描いています。どういう理由でそうなったのかは、ご想像にお任せしますが、お互いの思いをストレートに言えない問題を抱えていて。それでも今の関係性を崩したくないという心境を描いた楽曲ですね。

――こちらは短編から先に思い浮かんだものなのですか?

楽曲が先ですね。その後に物語を執筆させていただいたという感じで。

――執筆作業は大変でしたか?

それはもう(笑)。冷蔵庫の卵の賞味期限のことを「納期」とSNSに投稿してしまうくらい、追い詰められていました。執筆は、最初に方向性を決めて、好きなように物語を進めていくのですが、書き進めるごとにストーリーが膨らんでいって、限られたページの中にどうまとめていいのか、悩みました。

――もともと小説など執筆活動に興味が?

読むのは好きだったのですが、コロナ禍でファンの皆さんとつながる機会が限定されてしまったことで、何か代わりになることを探していたところ、ライブやファンクラブで発表していた物語と新しく書き下ろした短編を書籍化して発表させていただく事になりました。

下に続きます
「それを愛と呼ぶなら」発売中
ソニー・ミュージックレーベルズ 1200円(通常盤)
収録曲●それを愛と呼ぶなら/セレナーデ/なんでもないよ、/マカロニえんぴつカバー
ほか全6曲

Uru=うる=2013年からYouTubeチャンネルを立ち上げ、名曲をカバーする動画をアップ。歌唱、演奏。アレンジ、プログラミングなど全てを一人で行い、2016年のデビュー時点でチャンネル登録者数は14万人を超えていた。デビュー以降、ドラマ「コウノドリ」、「中学聖日記」、「テセウスの船」など多くの主題歌を担当し話題に。7/30(土)から全国ホールツアー「Uru Tour 2022『again』」がスタ公式HP
https://uru-official.com/

画像一覧
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