天海祐希、アダム・クーパーとの共演に「今でもまだ夢を見ているよう」 舞台『レイディマクベス』が開幕
マクベス役/アダム・クーパーコメント
こんにちは!アダム・クーパーです。10月1日に初日を迎えるという事でワクワクしていると共に、すごく緊張をしています。日本語のお芝居に出演するのが初めてで、中には日本語の台詞もあり緊張もしていますが、皆さんにとてもよくして頂いたので落ち着いて初日を迎えられそうです。自分にとっては初めて、日本語を話さないといけない、意味が分からない日本語を聞き続けていなければならないというストレスがある中で、笑いが絶えない稽古場だったことは本当にありがたかったです。
30年来の付き合いがあるウィルはとても面白い人で、彼のアプローチ方法が普通ではないのですが、一つのストーリーを作る為にみんなを一つにするという力がすごいと思います。ウィルとは何年も海外で仕事をしていて阿吽の呼吸で分かるという関係ですが、今回は企画自体が私自身にとってあまり違うタイプだったので、必ずしも同じようにはいかなかったのですが、それでもエキサイティングな時間でしたし、新しい発見がありました。
マクダフ役/鈴木保奈美コメント
1年前にこのお話を頂き、こんな夢のようなお話があるのだろうかと思いました、それから台本をいただき、夏の終わりにはリハーサルも始まり、そのリハーサルも約1カ月してきましたが、それでもまだ夢の中にいるようです。ですので、これからもう一回気合を入れ直したいと思います。演出のウィルさんは、全身を使って私たちに伝えたいと熱心に向き合ってくださいました。
言語が違う者同士、お互いが何を言おうとしているのか、自分の気持ちがどういう言葉であれば伝わるのか、言葉を選び、相手の言葉を聞き漏らすことなく必死で向き合うという事で、言葉を越えたもっと深いところでコミュニケーションができるのではないかと思うようになりました。言葉にたいして注意深くなろうという訓練をこのひと月受けた気がします。そして言葉を大切にするのはとても大事だなと改めて感じています。
バンクォー役/要潤コメント
素晴らしい脚本とスタッフによって作られた台本を読んだ瞬間に、この作品に僕が出ていいいのだろうかという不安と期待を持ちました。約1カ月の稽古にも入り、その期間が早く過ぎてしまって、もう終わりなのかと思いましたが、皆さんと1つ1つの台詞を話し合いながら、より魅力的な作品に繋げてきたという充実感があります。
本当に稽古場の空気が良くて、作品としてはシリアスな場面が多いストーリーですが、稽古場は笑い声で包まれていました。その流れで笑いながら稽古をしてしまいそうになり、ウィルに「これはシリアスプレイだからね」と止められたくらい楽しかったです。いよいよ皆さんにお披露目できることを楽しみにしています。是非楽しんでください。
TCエンタテインメント