天海祐希、アダム・クーパーとの共演に「今でもまだ夢を見ているよう」 舞台『レイディマクベス』が開幕
レノックス役/宮下今日子コメント
お稽古期間中はずっと笑っていて、というのもウィルさんが本当に面白い方で、チラッと演出席を見ると少年のような顔をしてニヤリと笑って、だいたい私と愛ちゃん(吉川愛)が最後にちょっとディスられてました(笑)。あと、みんなでお話について煮詰まっているときはアダムさんが素晴らしい笑顔で笑ってくれたりしていて、その笑顔を見ると「もうなんでもいいや」ってなっていました(笑)。
お稽古をしていた1カ月ちょっとの期間、みんなでたくさん話し合って助け合って稽古をしてきたので、チームワークは完璧だと思います。このチームワークを活かして全員で10月1日の初日に挑みたいと思います。よろしくお願いします。
娘役/吉川愛コメント
本当に素晴らしいこのキャストさんの中に舞台初心者の私が入っていいものなのかと思い、ずっと緊張しています。稽古場は緊張感がありつつも本当に楽しい現場でした。私だけがウィルさんの演出に対して、理解が及んでいないと思っていたのですが、みなさんから共感の声が聞けて良かったなと安心した部分があります(笑)。
本当に皆さん仲が良くて、居心地がすごくよかったです。ウィル(演出家ウィル・タケット)さんをはじめ、キャストの皆さんが技術や話し方だったり、歩き方だったり、いろいろなアドバイスをしてくださったので10月1日の初日から全力で出し切りたいなと思っております。ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。
ダンカン役/栗原英雄
ウィルさんとは以前「ピサロ」でご一緒しているのですが、またご一緒できて、またしつこい演出を受けまして(笑)。なかなか素晴らしい作品になっていると思います。役者にとって一番苦しいのは稽古場で、一番楽しいのも稽古場なので、それが終わってしまうのは少し寂しいと感じています。いろいろな発見があって、いろいろアドバイスをしてくれたウィルさんには、全員が感謝していると思います。
また、今回のジュード(作家ジュード・クリスチャン)さんの脚本は、日本語にしたとき非常に難しいのですが、言葉の力の素晴らしさや、色々な演劇の要素がこの作品には散りばめられています。そんな世界初演舞台での一歩を、10月1日にみんなで踏み出せたらなと思います。誰1人欠けることなく最後までこの寛大な7人で千秋楽を迎えるまで集中して公演を行ってまいります。よろしく願いします。
TCエンタテインメント