山崎賢人、呪術人気は「目に見えない心の部分を大事にしたいからなのかな」
呪術によって顕現する、火龍と水龍の激突や“舞い”のアクションも本作の魅力のひとつ。このアクションシーンについて山崎は「圧倒的なスケールでした。晴明の人間離れした動きを表現するために、重力を感じさせないアクションに挑戦しました。アクション監督である園村さんが羽生結弦さんの演技を見て着想を得たとおっしゃっていました」と新体験アクションの裏側を告白。
また、近頃は若者の中でも“呪術”や“陰陽師”に興味がある人が多いことから、その魅力について問われると、佐藤監督は「心の闇を祓ってもらいたい人が多いんだと思います」とコメント。そして、染谷は「呪術というのは人の感情、愛情、憎しみ、関心に深く関わっている。そこにはドラマがあって、洗い流したいという欲求があるのかなと思いました」と考察し、山崎は「自分自身に“呪”をかけてしまっていたり、目に見えるものだけで判断してしまう世界になっていて、目に見えない心の部分を大事にしたいという本質があるからなのかなと思います」と各々想いを語った。
そして最後に山崎より「日本の呪術はここから始まります。ぜひスクリーンで楽しんでください」と締めのあいさつがあり、イベントは幕を閉じた。
※山崎賢人の崎は正しくは「立つ崎」