あさが来たのあらすじ一覧
東京を訪れているあさ(波瑠)は、弟・忠嗣(興津正太郎)と牛鍋屋で待ち合わせていた。そこで父の忠興(升毅)ともばったり出会い、あさは久々に家族との会話を弾ませる。あさが女性の社会進出を語っていると、福沢諭吉(武田鉄矢)が割って入って来る。福沢は、さらに女性の社会進出について熱く語りだす。
あさ(波瑠)とうめ(友近)は、東京にある五代(ディーン・フジオカ)の事務所を訪れる。そこには明治政府の内務卿・大久保利通(柏原収史)がいた。意気投合したあさ、五代、大久保の3人は、これからの日本について語り合う。一方、大阪の新次郎(玉木宏)は、千代の世話をしながらあさを心配していた。
東京視察に行くべきかどうか迷うあさ(波瑠)に新次郎(玉木宏)とよの(風吹ジュン)は、行ってもいいと話す。二人の許可を得たあさは、うめ(友近)と共に五代(ディーン・フジオカ)の待つ東京を目指し、出発する。列車と蒸気船を乗り継ぎ、やっとの思いでたどりついた東京で、あさはある人物と出会う。
あさ(波瑠)は、五代(ディーン・フジオカ)から近代化していく東京を視察することを勧められる。東京は、産業や商業が発展し、東京商法会議所が間もなく作られる予定であった。大阪の発展のためにも見てみたいと思うあさだが、娘の千代がまだ幼く、九州の炭坑問題も解決していない中、東京に行けないと悩む。
正吉(近藤正臣)の葬儀の後、あさはより懸命に働くようになっていた。しかし九州の炭坑へ千代を連れていこうとして、新次郎(玉木宏)らに反対される。あさは千代のことを思いながらも大阪に置いて、九州の炭坑と行き来して働く。ある日、新次郎が五代(ディーン・フジオカ)から、話があると言われる。
掘ることができなくなった九州の炭坑をどうするか、加野屋の当主、榮三郎(桐山照史)は困っていた。一方、あさ(波瑠)は手放す気はなく、なんとか再開しようと考えていた。あさと榮三郎の意見が対立する中、体調のよくない正吉があさや新次郎らを集める。そして正吉は、みんなに伝えたいことを話す。
新次郎(玉木宏)とサトシ(長塚圭史)は、これまでのことを語り合う。二人の後をつけていたあさも話に加わり、新次郎は加野屋に深い恨みをもつサトシに優しく接する。そして、サトシは正吉(近藤正臣)を見舞うために加野屋を訪れる。そして、正吉は、昔サトシの家族を助けられなかったことをサトシに謝る。
新次郎(玉木宏)は、かつての加野屋の大番頭の息子・松造がサトシ(長塚圭史)だとあさ(波瑠)に話す。松造の父はのれん分けされたが、商売がうまくいかず、正吉(近藤正臣)に借金を頼むが断られていた。そのことでサトシは、加野屋に恨みを持っていた。幼かった新次郎は、そのことである考えを持つように。
亀助(三宅弘城)は、九州の炭坑からサトシ(長塚圭史)が姿を消したことをあさ(波瑠)や新次郎(玉木宏)らに伝える。そんなとき、ふゆ(清原果耶)が店の表で、怪しい人を見掛ける。そこに九州の雁助(山内圭哉)からサトシについて書かれた手紙が届く。そして、新次郎はあさにある話を打ち明ける。
正吉(近藤正臣)が倒れ、あさ(波瑠)は娘・千代の世話をしながら正吉の看病をする。そんな中、五代(ディーン・フジオカ)の元を訪れたあさは、ある話を聞く。気になっているところへ、九州の炭坑から亀助(三宅弘城)が戻ってくる。炭坑は、雁助(山内圭哉)がうまくまとめていると話し、あさを安心させる。
九州の炭坑で働いていたあさ(波瑠)は、妊娠していることを知る。大阪の新次郎(玉木宏)は手紙で知り、大喜び。あさの帰りを楽しみに待っていた。しかし、あさは仕事が片付かないため、大阪に戻れないでいた。待ちきれなくなった新次郎がうめ(友近)と迎えに行く。そのころあさは、つわりに苦しんでいた。
大阪に旅立つ前にはつ(宮崎あおい)は、ずっと気になっていたことを新次郎(玉木宏)に問う。その夜、はつはあさに、今まで黙っていたことを話す。姉妹は互いに手をとり、お互いに精いっぱいお家を守っていこうとあらためて誓い合う。はつが大阪を去ったあと、あさが戻った九州の炭坑である事が起こる。
大阪を旅立つことになったはつ(宮崎あおい)は藍之助をつれて、あさ(波瑠)を訪ねて加野屋にやって来る。あさとはつは、久しぶりにふたりの時間を過ごす。姉妹が今までのことを語りあう中、藍之助は、あさのそろばんで遊び、興味を持つように。その時、新次郎(玉木宏)は、ある物を持って急いで帰ってくる。
榮三郎(桐山照史)の襲名披露にあさ(波瑠)も参加、後見人の新次郎(玉木宏)と共に新しい加野屋の顔として、紹介される。そんな中、あさはうめ(友近)から、はつ(宮崎あおい)が3日後に和歌山に旅立つことを聞く。離れ離れになることを寂しく感じるあさに、よの(風吹ジュン)は、ある提案をする。