響け!ユーフォニアム3のあらすじ
サンフェスも無事に終わり、8月のコンクールに向けての練習が本格化する中、久美子たちは部の目標である“全国大会金賞”を達成するためにオーディションの形式を変えることにする。初めてのコンクールの者や、最後のコンクールの者など、それぞれの思いを胸にチャンスをものにしようと意気込む部員たちだが、真由は独り浮かない顔をしていた。
初心者も少しずつ上達し、部の雰囲気も好転。サンフェスとコンクールを並行で練習するハードな日々だが、皆前向きに取り組んでいた。しかしそんな中、求だけは不機嫌さを隠そうとせず、周囲も気を遣う始末。緑輝がフォローするも、求の頑なな態度は変化しなかった。そしてサンフェス当日、北宇治高校の前に演奏するのが求の出身校・龍聖学園だと分かる。
ユーフォニアムを吹いていた少女は強豪・清良女子からの転校生・黒江真由だった。葉月が吹奏楽部に入部するのか確認するが、真由は迷っているという。3年生の自分が入ることで部のバランスを崩してしまわないか心配する真由を久美子が励ますと、真由は吹奏楽部へ入部を決める。そんな中、吹奏楽部ではサンライズフェスティバルに向けての練習が始まろうとしていた。